その他ヨーロッパの記事一覧

ギリシャ

  • 栽培面積 13.0万ha
  • 年間生産量 429.5万hl
  • 気候タイプ 地中海性気候

ギリシャの品質分類

  • オパプ
    20地区。70%は古代からの産地で、最初の認定はナウサ。
  • オペ
    甘口とデザート・ワインのみ。品種はマスカットかマヴロダフネ。
  • トピコス・イノス
    ヴァン・ド・ペイのこと
  • エピトラペジオス・イノス
    ヴァン・ド・ターブルのこと。一般のモノ、カヴァと呼ばれる熟成タイプ、レツィーナに代表される伝統的アペラシオンの3つのカテゴリーに分かれる

ギリシャの主要産地

  1. 北部ギリシャ(マケドニア&トラキア):ナウサ地区
  2. テッサリア:オリンポス山麓にあるラプサニ地区
  3. 西部ギリシャ(イピロス)
  4. ペロポネソス半島:ヘラクレスの生誕地とされるネメア地区
  5. 諸島部:国内生産量20%を占めるクレタ島、フィロキセラ被害のなかったサントリーニ島、甘口で知られるサモス島など
  6. 中央ギリシャ:サヴァティアノが有名なアッティカ地区、酒神ディオニソスの母の故郷であるテーベ地区

ギリシャの主要品種

  • 黒ブドウ
    • アギオルギティコ
    • リアティコ
    • リムニオ
    • マヴロダフネ
    • モスコフィレロ
    • クシノマヴロ
  • 白ブドウ
    • アイダニ
    • アシリ
    • マスカット
    • サヴァティアノ

ギリシャワインの熟成規定

  • O.P.A.P.
    • レゼルヴ
      白ワイン 2年熟成。赤ワイン 3年熟成
    • グランド・レゼルヴ
      白ワイン 3年熟成。赤ワイン 4年熟成
  • O.P.E.
    • マスカット
      • ヴァン・ドゥー・ナチュレル
        同地域でとれたグレープアルコールを添加。1年以上熟成。残糖128 g/l
      • グラン・クリュ
        ヴァン・ドゥー・ナチュレルよりも厳選されたブドウを使用
      • ヴァン・ナチュレルマン・ドゥー
        完熟ブドウを麦わら上で10~15日乾燥させ、バヤノス酵母で発酵。デザートワイン。5年以上熟成。残糖 150 g/l
      • ヴァン・ド・リキュール
        8年以上熟成。残糖 180 g/l
    • マヴロダフネ
      • マヴロダフネ・オブ・パトラス
        パトラス産、品種はマヴロダフネ51%、コリンシアキ49%。甘口赤ワイン。アルコール度数15~22%
      • マヴロダフネ・オブ・ケファロニア
        ケファロニア産、品種はマヴロダフネ、コリンシアキ。甘口赤ワイン。
  • トピコス・イノス
    土着品種約300種の個々の風味特徴あり
  • エピトラペジオス・イノス
    • ヴァン・ド・ターブル
      品種や醸造方法の規定なし
    • カヴァ
      白ワインは2年以上、樽またはセラーで熟成。赤ワインは3年以上セラーで熟成。熟成開始年と瓶詰め年の記載が必要
    • レツィーナ
      品種はサヴァティアノ。醸造工程内で松脂が加えられ、特有の風味をもつ。白ワイン、ロゼワインがあり、ロゼはコッキネリという。

 

 

 

 

 

 

 

 

その他ヨーロッパ

スイス

  • 栽培面積 1.5万ha
  • 年間生産量 115.9万hl
  • 気候タイプ 高山性気候
  • 主要品種
    • 黒ブドウ
      • ピノ・ノワール
      • ガメ
      • メルロ
      • ユマーニュ・ルージュ
      • コルナラン
      • デュリーズ
    • 白ブドウ
      • シャスラ
      • ヨハニスベルグ(=シルヴァーナー)
      • プティット・アルヴィン
      • アミーニュ
      • ユマーニュ・ブラン

主要産地

  • スイス・ロマンド
    フランスに近接した地域。白ワインはシャスラ。赤ワインはピノ・ノワールとガメが大半を占める。ヴァレー、ヴォー、ジュネーヴ、ヌーシャテルなど有名なカントンが多い
  • スイス東部またはスイス・アレマニック
    西部、中央、東部の3つに分かれ、合計17カントン19地区がある
  • ティチーノ
    スイスで最も南の生産地域。メルロで成功

スイス・ロマンドの主要カントン

  • ヴァレー
    スイスワインの約半分を産する最大の生産地域

    • ファンダン
      シャスラから造られる辛口白ワイン
    • ドール
      ピノ・ノワールとガメの混醸で、ピノ・ノワールが51%以上
  • ヴォー
    生産量はヴァレーに次いでの2位であるが、品質的にはスイスを代表する優良銘柄を産する

    • サルヴァニャン
      ピノ・ノワール、ガメを単独使用もしくは混醸。評議会の官能検査で20点満点中17点以上
    • テラヴァン
      シャスラの白ワイン。官能検査で20点満点中18点以上
  • ヌーシャテル
    • ウィユ・ド・ペルドリ
      ピノ・ノワール100%のロゼワイン

 

 

 

その他ヨーロッパ

ハンガリー

  • 栽培面積 8.3万ha
  • 年間生産量 434万hl
  • 気候タイプ 大陸性気候
  • 主要品種
    • 黒ブドウ
      • カダルカ
      • ケークフランコシュ(=ブラウフレンキッシュ=レンベルガー=レンバーガー)
      • ピノ・ノワール
    • 白ブドウ
      • フルミント
      • ハールシュレヴェリュ
      • スルケバラート(=ピノ・グリ)

主要産地

  • ノーザン・トランスダニュー地方
    北西部のバラトン湖北方。バダチョニ・スルケバラートなど白ワインが有名
  • ノーザン・ハンガリー地方
    北部の古都エゲル周辺の生産地。代表的なワインに「エゲルの牡牛の血」と呼ばれるエグリ・ビカヴェールが有名
  • トカイ・ヘジアリャ地方
    北東部のスロヴァキア国境にある生産地。代表的なワインはトカイ。
  • サザン・トランスダニュービア地方
    ドナウ河西方の南西部にある生産地。
  • グレート・プレイン地方
    中央平野部にある生産地で、国内栽培面積の約半分。

トカイ・ワイン

  • 主要品種 フルミント
  • 補助品種 ハールシュレヴェリュ、シャールガ・ムシュコターイ
  • 品質分類
    • サモロドニ
      • 辛口
        最低熟成年数:2年
      • 甘口
        最低残糖分:30 g/l以上。最低熟成年数:2年
    • アスー
      • アスー3プットニョシュ
        最低残糖分:60 g/l以上。最低熟成年数:3年
      • アスー4プットニョシュ
        最低残糖分:90 g/l以上。最低熟成年数:3年
      • アスー5プットニョシュ
        最低残糖分:120 g/l以上。最低熟成年数:3年
      • アスー6プットニョシュ
        最低残糖分:150 g/l以上。最低熟成年数:3年
      • アスー・エッセンシア
        最低残糖分:180 g/l以上。最低熟成年数:5年
      • トカイ・ナトゥール・エッセンシア
        最低残糖分:250 g/l以上
    • その他
      • マーシュラーシュ(辛口)
        アスーの搾り滓にマストまたはワインを注ぎ、再発酵・熟成させたワイン
      • フォルディターシュ(甘口)
        アスー用ワインの2番搾りの果汁にマストを加えて再発酵・熟成させたワイン

 

 

その他ヨーロッパ

オーストリー

  • 栽培面積 4.96万ha
  • 年間生産量 250万hl
  • 気候タイプ 大陸性気候
  • 主要品種
    • 黒ブドウ
      • ツヴァイゲルト(=ロートブルガー)
      • ブラウフレンキッシュ
      • ブラウアー・ポルトギーザー
      • ザンクト・ラウレン
    • 白ブドウ
      • グリューナー・ヴェルトリナー
      • ヴェルシュリースリング
      • ミュラー・トゥルガウ
      • ノイブルガー

オーストリーのワインの歴史

  • 3世紀
    ローマ皇帝プロブスの奨励により、ワイン造りの基礎が築かれる
  • 1784年
    自国産ワイン保護のため、皇帝ヨゼフ2世がブッシェンシャンク法制定
  • 1869年
    KMW測定法開発
  • 1880年
    最初のワイン法成立
  • 2003年
    現在の原産地呼称法施行

品質等級

  • プレディカーツヴァイン
    補糖、ズースレゼルヴァの添加不可。アルコール度9度以上

    • トロッケンベーレンアウスレーゼ
      KMW30度以上
    • アウスブルッフ
      KMW27度以上
    • ベーレンアウスレーゼ
      KMW25度以上
    • アイスヴァイン
      KMW25度以上
    • シュトローヴァイン
      KMW25度以上
    • アウスレーゼ
      KMW21度以上
    • シュペトレーゼ
      KMW19度以上
  • カビネット
    KMW17度以上で、残糖9g/l以下。補糖不可。
  • クヴァイテーツヴァイン
    単一地域の指定された品種を原料とし、KMW15度以上。補糖後はKMW19度以下。アルコール度9度以上。
  • ラントヴァイン
    地理的表示付いテーブルワイン。KMW14度以上
  • ターフェルヴァイン
    日常消費用のテーブルワイン。KMW10.7度以上

主要産地

  • オーストリーの生産地は、4つの栽培地方に分けられる。さらに原産地は、栽培地域(16地域)に分けられている
    • ニーダーエスタライヒ州
      オーストリー東北部。国内栽培面積の61%を占める
      グリューナー・ヴェルトリナーの白ワインの評価が高い
    • ブルゲンラント州
      オーストリーの東部。国内栽培面積の29%を占める。
      赤ワイン国内生産の50%はこのエリアの生産。
      南部のズュートブルゲンラントは、国内で最も小さな地域
    • シュタイヤーマルク州
      スロヴェニアとの国境地域
    • ウィーン
      オーストリー首都郊外。グリンツィンク村でグリューナー・ヴェルトリナーから造られるホイリゲ(新酒)が有名。

ヴァッハウ地域の品質分類

  • スマラクト
    • 辛口の最高級ワインで「エメラルドのとかげ」から命名
    • KMW18.2度以上
  • フェーダーシュピール
    • 「鷹狩りの道具」から命名
    • KMW17~18.2度
  • シュタインフェーダー
    • 最も軽快なタイプ。「きゃしゃな野草」から命名
    • KMW15~17度

 

 

 

 

その他ヨーロッパ