アメリカの産地 ノースウエスト
- カリフォルニア州の北に位置するワシントン州、オレゴン州、アイダホ州で構成される地域はノースウエストと呼ばれています。ワシントン州、オレゴン州にまたがるようにして、カスケード山脈が南北に走っており、西側は雨の比較的多い海洋性気候、東側は乾燥した大陸性気候となっています。
ワシントン州
- 栽培面積 12500ha
- 生産量 683000hl
- 栽培面積・生産量はカリフォルニア州に続き全米2位。カリフォルニア州より夏の日照時間が約2時間長い。ブルゴーニュとボルドーと同じ緯度にあります。
- カスケード山脈の西側:海洋性気候
- カスケード山脈の東側:大陸性気候
*ワシントン州最大のAVAコロンビア・ヴァレーがあります。
オレゴン州
- 栽培面積・生産量は全米4位。栽培面積 約6300ha
- フランス銘醸ワイン産地とほぼ同緯度にあります。
- ピノ・ノワールが中心的な品種で、州内栽培面積の57%を占める。
- 太平洋沿いの海岸山脈とカスケード山脈の間の地帯
- カスケード山脈の東側のコロンビア川流域の地帯
アメリカの産地 ニューヨーク
- 17世紀中ごろ、オランダ人によってマンハッタン島に初めてブドウが植えられた。
- 1950年頃、フランス人のシャルル・フルニエとロシア系のコンスタンティン・フランクの二人により、フィンガー・レイクス地方でビィティス・ヴィニフェラ系ブドウを使って真剣nなワイン造りを始めた。
- ヴィティス・ラブラスカ系
- フレンチ・ハイブリッド
- ヴィティス・ヴィニフェラ系
ニューヨーク州のAVA
- フィンガー・レイクス
生産量で州全体の85%を占める - ハドソン・リヴァー・リージョン
アメリカで最も古い商業ワイン産地 - ロング・アイランド
海洋性気候がボルドーに似ており、ヴィティス・ヴィニフェラ系が栽培される。ロング・アイランドの先端はペコニック湾によって北と南に分かれる - ノース・フォーク・オブ・ロング・アイランド
ロング・アイランドの先端がペコニック湾によって北と南に分かれるが、北がノース・フォーク - ハンプトンズ・オブ・ロング・アイランド
ペコニック湾の南がハンプトンズ。小さい産地 - レイク・エリー&ショートーカ
ヴィティス・ラブラスカ系、フレンチ・ハイブリッドが中心 - ナイアガラ・エスカープメント
ニューヨーク州で最も新しいAVA。ピノ・ノワール中心。