ロースト香は、何かものを焼いたときにでる匂いのことを言います。
香ばしい香りは、ワインを熟成させる樽の焼き具合によって決まってしまいます。
樽は、まっすぐな板から丸い胴をつくるので、板を火で焼いて曲げていきます。
そのときに板をローストするので、その火の入れ加減でロースト香が決まってしまいます。
焼き入れ具合によって、次のようにロースト香が変わっていきます。
ヴァニラ
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トースト
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モカ
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焙煎したコーヒー豆
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燻煙
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コールタール
この中で、好感度が高いのは、コーヒー、カカオ、チョコレートの香りです。
ロースト香は高級ワインと思われており、高価な新樽で熟成した
長期熟成タイプのワインということが言われています。