白ワインは赤ワインと比べた場合、意外と外観から判断するのが難しいです。
白ワインは、ブドウの果皮を使用しないので、果皮の色がワインに反映されないからです。
でも、白ワインも、経年変化で茶色に変わってきます。
これは、白ワインに含まれるタンニンの種類であるカテキンが酸化されることによって変わってきます。
☆白ワインの色の経年変化
グリーンイエロー ⇒ レモンイエロー ⇒ ストローイエロー(麦わら)
⇒ ゴールデンイエロー ⇒ トパーズ色 ⇒ 琥珀色 ⇒茶褐色
では、色の違いを見る方法として有名なやり方があります。
ワイングラスに水を入れて、そこに醤油を垂らしてかき混ぜてみてください。
醤油1滴 軽い辛口白ワイン(薄黄色)
醤油2滴 ブルゴーニュ地方の白ワイン(黄金色)
醤油3滴 甘口白ワインの古酒(琥珀色)
という具合に色の違いをつくることができて便利な方法です。
最後に、ロゼワインによく使われる色の表現を紹介しておきます。
☆ロゼワインの色の経年変化
灰色 ⇒ シャンパン色 ⇒ 明るいピンク ⇒ 黄色がかったピンク
⇒ サーモンピンク ⇒ オレンジがかったピンク ⇒ オレンジ色
⇒ 玉ねぎの薄皮色 ⇒ 赤褐色、赤茶色