酒類分類
- 醸造酒
糖分を含む液体を酵母によるアルコール発酵で作られたお酒。ワイン、ビール、日本酒など - 蒸留酒
醸造酒を蒸留して作られたお酒。ブランデー、ウイスキー、焼酎など - 混成酒
醸造酒または蒸留酒に薬草、果実などで風味をつけたもの。ヴェルモット、リキュールなど
ワインの特性
- アルコール発酵によりワインは作られます
- ブドウ糖・加糖 → エチルアルコール + 二酸化炭素
この化学式を明らかにしたのは、ジョゼフ・ルイ・ディリュサック という方です。 - 酵母による発行のメカニズムを発見したのは、ルイ・パストゥール という方です。
- 穀物を原料とするビールや日本酒は、穀物に水を加えて、でんぷんを糖化させてから発酵させます。ワインは、ブドウ果汁に含まれる糖分を直接発行させます。
ワインの分類
- スティルワイン
二酸化炭素の発泡性のないワインのことです。 - スパークリングワイン
1気圧以上のガス圧のあるワインのこと。1気圧から3気圧未満のものを弱発泡性ワインと呼ばれています。 - フォーティファイドワイン
ブランデー、アルコールを添加してつくられるワインのこと。シェリー、ポートワイン、マデイラ、マルサラなど - フレーヴァードワイン
ワインに薬草、果実などを加えて、独特の風味をもたせたもの。ヴェルモット、リレ、レツィーナ、サングリアなど。
ブドウの原品種
- 欧州品種
ヴィティス・ヴィニフェラ
⇒ワイン用品種 - 米系品種
ヴィティス・ラブルスカ
⇒生食用品種
ヴィティス・ルペストリス、ヴィティス・リパリア、ヴィティス・ベルランディエリ
⇒台木用品種 - アジア系品種
ヴィティス・アムレンシス
栽培の条件
- 温度
年平均 10~20℃。ワイン用ブドウは、10~16℃が適しています。
北緯30~50度。南緯20~40度の地域が適しています。 - 日照
生育期間で1300~1500時間が必要です。 - 水分
年間降水量としては、500~900mmが必要です。 - 土壌
水はけのより、痩せた砂利の土壌で、傾斜のある土地が最もよいです。