インターネットのドメイン名に、.vin、.wineを導入するという動きに対して、欧州、米国、オーストラリアのワインメーカーは、あまり快く思っていないようです。品質のよい優良なワインを生産しているメーカー、生産者にとって、このようなドメイン名の新しい拡張子が導入されるとワインメーカーのブランドや企業にリスクがあることを懸念されています。そのため、欧州のワインメーカーや生産者の方は、新しいドメイン名が導入されることについて、良く思っていないようです。

ICANNは、ドメイン名を登記人にライセンスを付与して、登記人は、取得したドメイン名を販売します。ドメイン名に.vin、.wineなどの拡張子を付けることで、特定サービスに導きやすくなることからこのように、導入しようとしているようです。

また、カリフォルニア州のナパバレーのワイン生産者も、同様に、このようなドメイン名の導入は、転売目的でドメイン名が取得されることによりワインメーカーとは関係のない方たちにドメイン名を取得されるリスクを恐れています。

新しいドメイン名が導入されるにあたり、素直に喜ぶことは難しいです。どのような形に落ち着くのか、今後が気になるところです。インターネットで、ワインを検索、ワインメーカーを探す人たちにとっては、目的のサイトにいち早く辿りつきたいということから考えると喜ばしいことに思えますが、ワインメーカーの方たちにとっては、自分たちのブランド価値がドメイン名が導入されることで、失ってしまうものが、大きくなることを懸念されている気持ちも判ります。どのような方向に向かうのか、結論が出るには、まだまだ時間が必要であると思われます。